by redking16
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この記事は私のブログにも何回か登場している悪友に対しての最終警告である。また、このブログを閉鎖する宣言でもある。ブログを閉鎖することは非常に悔しいのだが、その理由は本文を読んでいただければ分かるはずだ。
---------------------------------- この悪友(以下、「彼」と称する)とは、大学1年の時から大学院、現在まで、もう16年のつきあいになる。引っ越しの際に手伝ってもらったり、突発的な怪我をしたときに助けに来てもらったり、「彼」には恩義を感じているところもあった。また、同じく博士論文を執筆していることもあり、「彼」の研究に対する姿勢には敬服するところもあった。 しかしながら、今回、それらを覆しても余りあるような「彼」の行為に対して、非常に憤りを感じている。結果、このように最終警告を出すことにした。恐らく「彼」自身は、まったく悪いとは思っていないだろうし、私が何に対して憤慨しているのか理解に苦しんでいるかもしれない。以下、私が憤慨している理由を書き記す。 ---------------------------------- 「彼」は研究室内あるいは自分の周囲で起きたことを、メールマガジンにして週一回のペースで読者に配信している。当初、読者は仲間内であったが、彼がおもしろおかしく書くこともあり、読者は仲間からその友人たちへと広がっていった。現在では「彼」が直接知らないという読者も数多くいるといい、その数は200を超えている(本人談)。 このメールマガジンに登場する人物は、すべて仮名となっているが、知っている人が読めば、誰のことを言っているのかすぐに分かる。配信されるメールマガジンで、その回の主人公(要するにネタ)になっている人物には絶対に配信されることがない。ネタにされている本人は、周囲から何を言われているか・笑われているのかがさっぱり分からないのである。 「彼」はメールマガジンの内容を、事実に基づいて作られたストーリー、フィクション、と私に話しているが、メールマガジンにはそのようなことは一切書かれていない。つまりメールマガジンを受け取った人は、その内容を事実と思いこんでしまう可能性がある。「彼」が言う「事実」とは、非常に小さなことであり、それをうまく膨らませて、あたかも本当にあった出来事かのようにストーリー展開をさせていく。「彼」の文章表現力の巧さには驚くものがある。仲間内で読む分には、非常におもしろおかしく読むことができる、よくできたストーリーである。 仲間内だけで回覧する、笑って許せる状態のままであればよかったのだが、そのうち内容がネタとされる人物を嘲笑するようになってきた。私の行動や発言もこのメールマガジンのネタに何度もされている。しかし、ネタにされた本人には送られてこないので、私が確認している数以上のメールが配信されているに違いない。 例えば、「彼」のメールマガジンの中で、私は「本を読まない研究者」ということになっている。これは非常に心外であり、侮蔑的な表現でもある。これについて「彼」は、私が研究室で本を読んでいるのを見たことがないというが、それだけのことで私は不特定多数に配信されるメールマガジンの中で、あたかも堕落した研究者のように書かれているのだ。本を読む行為を「彼」に見せる必要はないと思うし、そのような評価を「彼」がすること自体がおかしいと思う。確かに私自身、博士論文を書き上げられていないということはイタイ点であるが、これについては「彼」も同じ境遇である。しかし「本を読まない研究者」と評されている私が、大学院に入ってからどれだけの研究活動をしてきているのか、「彼」に再確認してもらいたい。私はここで「彼」の研究活動について書くことはしないが、少なくとも「彼」よりは学会活動や学会運営にも携わっているし、それなりの研究業績も上げている。これは「彼」自身も分かっているはずである。 昨年2月、私がぎっくり腰をやってしまい動けなくなった時、「彼」に手伝ってもらって治療院まで運んでもらったことがある。その時のことも、あることないことが書かれ、メールマガジンで配信された。中学以来のある友人に、このメールマガジンを読んでもらったが、「読んでいて気持ちが悪くなる内容だ、反吐がでる」と評したくらいだった。ネタにされた本人を知っている近しい人物がこのように評するのであるから、このメールマガジンを親族がどのように感じるのかは「彼」にも分かるはずだろう。私はこのときのことを「彼」に注意したが、細かいところを挙げて「事実なんだから、それに基づいたフィクション」として配信しているだけだ、と反応するだけだった。このときは「彼」がいなければ、まったく動くことができなかったこと、助けてくれた恩義に対して、メールマガジンを黙認するだけに止めてしまった。これが「彼」の行動を助長させてしまったのであれば、非常に悔やまれることである。 私自身がネタとされ、周囲から嘲笑されているだけならば、まだ許される。ところが最近になって、研究室とは関係のない私の友人や、私の妻までもがネタとされていることが判明した。さすがにこれは許すことができない。私がこのことを知っているのか疑問に思った何人かの友人が、メールマガジンを私に転送してくれたので分かったことだ。これが3月下旬のこと。このことが判明してから、「彼」との連絡は一切していない。するつもりもない。 友人がネタにされたというのは、私が「やんちゃをしている」という表現で、あたかも私がこの友人と不倫関係にあるかの表現をしており、しかもその友人は所属と名前をメールマガジン上で晒されていたのである。分かる人が見れば、私だけではなく彼女も特定することができてしまう状態であった。私が参加していたオフ会のことを、「彼」は題材にしているが、この飲み会は妻も知っていることである。また、その友人のことについても妻は知っているのだ。 なお、その後も、私の家のことを扱ったネタが今月になってメールマガジンとして配信されている。このメールマガジンだけを読めば、諸般の事情により私だけが引っ越し前の旧宅に住んでいることが、夫婦仲が悪いから別居している、というように理解できる。これは私だけではなく、私の家に対する中傷であり侮辱である。私はこれを許すことができない。 ---------------------------------- 「彼」はメールマガジン以外に、ブログも開設している。このブログは、メールマガジンの延長線上で書かれているものであり、よって私もネタとして登場している。しかし、私がブログのURLを知っている以上、ある意味では公開的に侮辱行為が行われていると言っても過言ではない。 「彼」は私が、私の名前(仮名ではあるが読む人によってはすぐ分かる)をブログ上に出すことを嫌っていたことを知っていたため、犠牲となったのは、研究室にいるその他の人たちである。研究室でのある飲み会で、まったく違うプロフィールと人格として出すのであればいいだろう、ということで勝手に話が決まり、そのまま名前を数文字変えただけの人物が「彼」のブログに出ることになってしまった。 最初のうち、「彼」はおとなしく書いていたのだが、そのうち、メールマガジン同様のことを書くようになっていった。 「彼」のメールマガジンの読者には、このブログのURLは知らされており、彼らには「彼」のブログ上での私の存在は、いくら名前を変更したところで分かってしまう。このブログの中でも「架空の人物」を通じて、私を侮蔑する表現がいくつも出てくることになったのである。 同様のことは、他の登場人物についても言えることであり、メールマガジンでの名前から数文字を変えただけで、内容はほぼ同じ、よってどの人物について言っているのか特定ができるようになっている。 さらに「彼」は、私が他所でペンネームとして使用している名前を利用し、新たなキャラクターを作成した。ここでもこのキャラクターに対して、嘲笑する表現がいくつも出てきている。この名前は曾祖父が使用していた雅号を拝受したものであり、この名前を嘲笑することは、私にとって曾祖父を愚弄されていることとも受け取れてしまう。このペンネームが「彼」のブログとは直接の関係がないとはいえ、私は今後、このペンネームを使用することはできなくなってしまった。名前を馬鹿にされた憤りと、使えなくなってしまった悔しさを、「彼」はどのように理解するのだろうか。 最近では昨年12月14日、「彼」が自身のブログの中で、「架空の人物」であるはずの私のブログの内容を無断で引用し、個人を特定させたことがあった。これに対して、私は「彼」に即日警告メールを送り、翌15日に「彼」から謝罪メールが来て、該当箇所を削除した報告を受けている。 しかし、一度ネット上にアップされた記事は、該当箇所を削除したとしても、キャッシュという形でネット上のどこかには残ってしまっている。例えば、Googleに対してこのキャッシュを削除する依頼をかけたかどうかは分からない。 ---------------------------------- 私が今回、このような行動に出たのは、昨日(4月21日)に配信されたメールマガジンがきっかけである。 このメールマガジンの中で「彼」は、私のことを「結婚二年目にして、妻が引っ越し、現在独り暮らしを続けているあの男」と嘲笑的な表現で紹介した上で、その「男」が開設しているこのブログのURLを公開している。このブログのURLとは、当然、私のブログのことである。 私は過去に彼がメールマガジンでこのURLを公開したときに、今後このような行為はしないようにお願いをしており、彼も了承してくれた。今回の行為は、このお願いを無視されたことに他ならない。彼がいくらメールマガジンで書いている私を「架空の人物」と表現していても、その「架空の人物」がブログを持っているのであれば、それは既に「架空の人物」ではない。私という存在に結びつくわけだ。 さらにメールマガジンには、人気ブログランキングに登録をしたのでぜひ投票をしてほしい、という内容であった。ランキングに登録するということは、今以上に不特定多数の目に「彼」のブログが見られる、ということである。私は「架空の人物」というエクスキューズで、今以上に不特定多数から嘲笑されることを笑って許すだけの度量を持ち合わせてはいない。 ちなみに、「彼」はこのメールマガジンを、恐らく誤って、妻に送ってきたのである。これを読んだ妻が怒ったのは言うまでもない。私が「彼」に対して、過去にも警告を発していることを、妻は知っていたのである。まして、上述したとおり、夫婦仲が悪いと受け取れるような中傷メールを許しておくわけにはいかない。 彼は4月上旬に配信したメールマガジンでも、私のブログURLを公開しているが、ここでも「結婚2年目を迎えた(私)に対して、「嫁さん相変わらず実家にいるんですか?」の質問がシャレにならなくなりつつある今日この頃、読者の皆はいかがお過ごしであろうか?」ということを書いている。 メールマガジンの読者がどこかから偶然に私のブログにたどり着き、私が書いた記事を読むことには何ら抵抗はない。「彼」のブログの読者についても同じだ。ブログを公開している以上、不特定多数の目にさらされることは当然のこととして受け止めている。 しかし、メールマガジンやブログの中で「彼」が嘲笑している人物=私、として捉えられること、そして人によっては、私の存在を特定することができること、そのような状況下でブログを読まれることには耐えられない。 「彼」はネット上のエチケットを知らないまま、ブログを作成しているのだろうか。前回の警告メールから4ヶ月後に、今回のことが出てきた。「彼」にとっては私がこのように激怒していることさえ、きっとネタになってしまうのだろう。 ---------------------------------- 今回、さすがに何度も警告メールを送っていることもあり、私の先輩(弁護士)と、妻の知り合いの弁護士の2人に相談をした。私自身、これ以上、彼から例え「架空の人物」であったとしても嘲笑されるのは許し難く、家族のことをネタにされることを受け入れることはできない。いくらフィクション・小説だと言っても、やりすぎである。弁護士さんたちとの相談の結果、私は「彼」に対して次のことを求めることにした。 (1) 「彼」が運営しているブログから私と妻をネタにした記事を削除すること。そして、謝罪記事を掲載すること。 (2) 「彼」が発行しているメールマガジンの配信先、および私宛てに、私と妻をネタにした記事の内容に関する訂正と謝罪メールを送ること。 (3) 上記(1)と(2)の実行期限を今月末(4/30)までとする。 「彼」は私のブログを時々確認しに来ているらしい。この記事は「彼」に対する最終警告である。「彼」がこの記事をいつ見るか分からないが、2006年4日30日までに上記のことが行われない場合、プロバイダへの通報も含めて、法的措置をとることにした。 これはどこのプロバイダでも同じことだが、「彼」の加入しているプロバイダの会員規約にも会員の禁止事項として、次のようなことが記されていた。 ・他の会員、当社もしくは第三者を誹謗中傷しまたはその名誉もしくは信用を傷つけるような行為。 ・他の会員、当社もしくは第三者の財産またはプライバシー等を侵害する行為。 「彼」が以上のことを再確認した上で、速やかに対応することを強く希望する。これで何も変わらないようであれば、非常に情けないことではあるが「彼」はそれまでの男であった、というだけだ。 ---------------------------------- 以上のような理由から、本ブログは本日(4月23日)を以て閉鎖する。このような形でブログを辞めるとは思っていなかったので、非常に悔しく、憤りを感じている。今まで駄文に付き合ってくれた諸氏には心から感謝をしている。また別の機会に別の形でブログを続けていくことができれば、と思っているのだが、それには時間がかかりそうだ。
by redking16
| 2006-04-23 01:55
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