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再び公開ダイエットはじめてます。今度は無理なく1ヶ月に1kgペース♪ 目標は年末までに12kg以上減らすこと! 叱咤激励よろしくです!redking16@excite.co.jp
by redking16
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中医にて「閃到腰」治療
台湾に来る前日にぎっくり腰をやってしまい、門前仲町の治療院で治療してもらって、そのまま台湾に来てから5日。普通に歩けるようにまで回復していたのだが、AY教授が帰国されて気が抜けたのか、ベッドから起きあがれない状態になってしまった。少しでも動こうとすると腰に激痛が走る。ぎっくり腰、中文では「閃到腰」。腰に閃光が走る、というニュアンスである。英文の「魔女の一撃」というのと同じニュアンスなのが面白いが、やった本人はそんなことを言っていられる状況ではない。トイレもひたすら我慢したが、這って行った後が大変だった。結局、腰の痛みが楽になってきた夕方までベッドから動けなかった。当然食事もなし。腹は減るし、喉は渇くし、大変だった。

中医にて「閃到腰」治療_b0026577_16192636.jpgやっと動けるようになり、先輩から紹介された中医(漢方医)に行ってきた。台湾で中医に行くのは、数年ぶり3度目。前回も腰痛だったけど、そのときは漢方薬を混ぜた蒸気を患部にあてて、その後、鍼灸。そしてバキボキと整体、という流れだった。今回もそんな感じだろうと思って行ったのだが、治療法がまったく違っていてびっくり! 今回行ったのは、駐在15年目のT先輩が家族で通っているという、安聲天母中医診所(天母北路57號)。

まず受付をして、名前が呼ばれるまで待つ。ALANに一応の状況をつたない中文で説明しておいたので、診察室に呼ばれてから医師との受け答えはすべてALANがやってくれた。中文で微妙な言い回しができないのが悔しい。医師の診断によれば、第4腰椎と第5腰椎の両側が正常な位置からずれていて、そのために痛みが出ているという。背骨を触っていたが、「背骨が出てこない」という話はされなかった。UMAに連れて行ってもらった門前仲町の整体では屈辱的なことを言われたので、かなり気にしていたのだが、そこまで気にすることはなかったようだ。

中医にて「閃到腰」治療_b0026577_16242575.jpg地下にある部屋で治療に入った。まずは赤外線で患部を暖める。日本では冷やしていたのだが、T先輩のぎっくり腰が一発で治ったという話を信じて、そのまま受けることにした。この温熱治療、中文では「熱布」というらしい。言い得て妙である。この熱布、日本だと10分くらいが通常だと思うが、やたら時間が長い。20分以上はやっていただろう。ちなみに写真はALANに撮ってもらった。この男、どうも僕が治療を受けているのがとてもおかしいらしく、自分のカメラ(デジカメ一眼)で僕の醜態をずっと撮り続けていた。その場にいた別の患者たちも笑ってみていたようである。うつぶせになっていた僕にはその光景を見ることができなかった。

中医にて「閃到腰」治療_b0026577_163105.jpgさて、続いてマッサージである。このマッサージが通常とは違っていたのが不思議だった。通常のマッサージは、ベッドにうつぶせになって医師が上から行うというイメージがあった。ところがこの中医では、丸椅子に座った格好、あるいは立ったままマッサージを行うのである。マッサージ専門の医師が患部を押さえて、僕はその場でひたすら足踏みをするのである。時々痛みが走るのが、医師はとにかく歩き続けることを要求するので、ゆっくりとひたすらその場で足踏みをするだけである。写真を見ると、ものすごく怪しい写真のように思えるが、医師は患部(腰)をがっしりと押さえて、僕は壁に手を突いてひたすら足踏みをしているのだ。これが延々30分以上も続けられた。万歩計をつけていたので、どれくらい歩いたのかを見てみたら、この足踏みだけで2500歩を数えていた。

中医にて「閃到腰」治療_b0026577_16354647.jpg診察が終わってから、もう一度、中医の医師に診てもらった。ここで患部の状況を確認し、もう一度、足踏み式の治療を行った。それが終わると、患部に湿布を貼って、治療終了。この湿布は中医特製のもので、薬草などを混ぜ合わせたものを布に塗り、それを腰に貼るのである。何となくス~っとしていて、気持ちがいい。ところがこの湿布、塗った薬草の量が多かったのか、ホテルに帰ってTシャツを脱いだら、湿布からあふれ出た薬草がTシャツにくっついてた。すごいにおい。洗濯してとれるかな~(苦笑) 横にある写真は、特製の漢方薬湿布です。

医師からはなるべく4~5回は来るように言われた。明日も時間をみつけて行ってみたいと思う。すごいと思ったのは、これらの治療をしたからか、普通に歩けるようになったし、しゃがめるようにもなった。前は靴下をはくのも大変だったが、ずいぶんと楽になった。

ちなみに初診の治療費は700元(約2500円)。これは保険なしの料金である。使っているカードが海外旅行保険を付帯しているので、保険会社に確認の電話をしたところ、台湾に到着してから悪化したとのことなので、保険が下りるという。病院への往復交通費も出るというので、とても安心している。やはりいざというときのことを考えると、保険というのは有り難いものだ。

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by redking16 | 2005-03-01 23:50 | 台湾関係
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