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再び公開ダイエットはじめてます。今度は無理なく1ヶ月に1kgペース♪ 目標は年末までに12kg以上減らすこと! 叱咤激励よろしくです!redking16@excite.co.jp
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キッシングスクール?
キスの技術を教える学校 [ 2005年02月15日 10時25分 ]
米国ワシントン州シアトル | Excite エキサイト


一度書いたのに、また消えてしまった。やっぱりIEだと問題あるのかな?(-ω-;)
気を取り直して、もう一度書いてみようかな。二度も書いていると何だかバカみたい?

イチローで有名になった?マリナーズが本拠地を置いているシアトルに、キスを教える学校があるという。記事によると、設立者で担当講師の女性(56)は、自称「甘美なキスをする人」とか。担当講師があるデートでボーイフレンドとのキスに、「ゲッ、このひと不器用で下手で心がこもってない」と感じ、「もし関係を続けたいなら私にキスを教えさせて」と彼に告げたというのだから、なんという自惚れだろう。記事の中で、この授業を受けにアフリカや韓国から来る人がいるというが、ちょっとびっくりだ。さて授業の内容は、というとこんな感じである。
典型的な授業の一日では、12組までのカップルがじゅうたん敷きの教室の床に寝袋とぱんぱんに膨らんだ枕で「愛の巣」を作る。

授業は足をさすることからはじまり、背中合わせのダンスと手に優しいキスを行う。生徒たちはゆっくりと首のひと齧り、耳の探究に進み、最終的に唇に到達する。
ちなみに受講料は275米ドル(約3万円)というが、そこまで払って学ぶものがあるのか、という疑問が生じてしまう。

ちょっと気になって、この"Kissing School"というのをネットで調べてみたところ、教科書らしきものまで存在しているではないか。ちなみにこちらの価格は14.95米ドル(約1600円)。キスだけでここまで儲けようとするなんて、まったくもって、商魂たくましいとしか言えない。

記事ではさらにこう続けている。
インストラクターが教える官能的で満足のいくキスをするための最大のコツは、ペースを落とすことだ。「特に男性はキスをするとき急ぎすぎで、心を乱しすぎます」担当講師は言う。「キスは真に心の贈り物なのです。あなたのエネルギーの、他のひとの肉体への移動なのです」

授業はとても親密だとはいえ、担当講師は生徒のカップルをキス以上の行為に及ばせたことはない。古い学校の校舎にある教室は灯りに照らされ、ふかふかの枕と毛布があるといえど我を忘れるのに最適の場所というわけではない。

担当講師の見解では、落第したのはたった一組のカップルだけだという。「ある男性は自分がすべてを知っていると思い込んでそれ以上のレッスンをしようとしませんでした」担当講師は言う。「彼の奥さんは可哀想だわ」
は? あなたは何者なの?

かくいう僕も、アメリカ留学中、ホストペアレンツから女性とのつきあい方についてレクチャーを受けたことがあった。そう、あれは忘れもしない、夜中のデニーズで。

中高6年間男子校であった僕は、当時、女の子と話すことさえできない純朴な少年であった。何せ、共学である留学先の高校に行った初日、その日は猛烈な暑さの日であった。校長室へ挨拶に向かっているとき、タンクトップに短パンの女子たちを見て、心臓がバクバクしていた。見るからに日本の女子高生よりも大人びていて、とても同じ高校生には思えなかったし、服装があまりにも刺激的すぎた。廊下のあちこちで、カップルが抱き合って腕を絡め合ったり、キスをしたりしていた。そんな風景を、ある意味で羨ましそうに眺めながら、校長室へと急いだ。校長とたどたどしい英語で話したのだが、そこで僕が思わず校長に言ってしまった。

「この学校は不純すぎる! 僕には耐えられない」

この一言は、この高校の教員の間では、いまだに語り継がれているらしい。帰国して大学の春休みに遊びに2度ほど行ったが、そのたびにいろんな先生から冷やかされている。

そんなことはともかくとして、僕がホストペアレンツからレクチャーを受けたのは、高校に馴染んできて1ヶ月半くらいした頃であった。ちょうど高校のダンスパーティーが近づいていて、男子はダンスパートナーにしたい女子にアタックをかけている時であった。それでもダンスパーティーに行きたかった僕は、とにかく誰でもいいから相手を探したものだった。

そんな悩みをホストペアレンツに打ち明けたところ、仕事で疲れているにもかかわらず、僕をデニーズに連れいていってくれて、いろいろと女性とのつきあい方について、ゆっくりと易しい英語で、身振り手振り、さらには筆談まで加えて、説明をしてくれた。どうやって女の子をデートに誘うか、誘った後の会話はどうやって進めていくか、いざデート当日にはどういうことに気をつけたらいいのか、などなど。最終的には、キスはどうやってすればいいのか、そのアプローチ方法など事細かに、実演を交えながら、丁寧にレクチャーをしてくれたのだった。どこまで説明してくれたのかは、ま、これは割愛しておこう。

デニーズに来ていた他の客は、いったい何を話しているんだろうと気になっていたことだろう。ただ、僕は真剣にメモをとりながら聞いていたので、他の客の事なんて覚えてもいないのだが。その時とったメモは今手元にないのが、やや心残りではある。

結局、このときのダンスパーティーには、同じ授業をとっていた年下の女の子と行くことになった。さすがにキスまでには至らなかったのだが、記念すべき初デートは無事に終えることができた。その後、この子とはまったく話もしなくなり、帰国直前まで女の子とデートするという機会もなかった。

僕にとって、この記事でいうところの"Kissing School"というのは、デニーズでのレクチャーであった。当然のことながら、275ドルも出していない。ホストペアレンツから教えてもらった僕がいうのもおかしいかもしれないが、お金を出してまで教わることではないと思う。踏み出す勇気さえもらえれば、後は個人が経験を積み重ねていくものではないだろうか? 学校の評判がいいということを書いてあるが、どうも騙されているようでならない、と感じるのは僕だけだろうか?
by redking16 | 2005-02-17 00:40 | 戯言の類
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